今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

古武道のお稽古 その7

若い人で筋のいい人は入会してサーっと上達していきます。その上達ぶりは、本当に見ていて惚れ惚れします。が、私のような年齢になると、古武道の稽古に行くというその行為だけでも、まず自分をほめてあげたいなんて思ってしまうのです。

袴と道着、それに古武道の道具(木刀、模擬刀、杖、膝サポーター、足サポーター、最近はうれしくて小太刀まで)を全部詰め込んだバッグは重たいし、嵩があって大きい。それを稽古の度にかついで駅の階段を上り下りし、教室まで歩いてたどり着いた段階で、既に十分に疲れてしまいます。

昨日、教室の稽古仲間(60代男性)に、私が「最近来てなかったので、荷物準備していたら、行こうかどうしようか迷っちゃった〜」と言うと、「ダメダメ、迷ったら行く!っていうようにして、稽古に来ないと、身体が衰えちゃうよ」と言われました。

そうなんです。

ここ2ヶ月間稽古を休んでいたのですが、この2月から復帰してみると、稽古よりも行き帰りの荷物運ぶのに疲れてしまって、生活筋力が衰え、だらしないことこの上ないです。

しかし、肝心の古武道スキルも著しく落ちてたかと思いきや、稽古には来ていなかったけれど、自分の身体の中でほどよく発酵していたようで、肩の力が抜けていい感じで意外にも褒められたりして、わからないものです。

居合いの抜刀も、稽古を始めた頃出来なかったことが、出来るようになるまで、私の場合、かなり時間がかかってはいますが、それでも、少しずつ進歩しているのだなあと実感出来、若い人達とはペースは違うけれども、自分の進度で続いているという感じです。

出来れば、どこでもドアみたいに、ドア開けたら教室となっているといいんですけれどもね。

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