一発レッドカードの女
高齢化が押し寄せるわがファミリー、夫が開いた義父との食事会は、臨床中医(漢方)学における食餌療法を実践しているレストランでした。とはいえ、ざっくりとした情報だけで出かけた私達夫婦は、最初レストランを見つけることすら出来ませんでした。
ここかなと思った一軒家に着いても看板もないし、ガラスドアを開けようとしても鍵がかけられているわ、ドアの向こうに人の気配もないわで、あたりをウロウロしてしまいました。結局、そこだったんですけれども、壁付けインターホンを押したら、中の人がドアまで出て来て開けてくれ、やっと入ることが出来ました。
2階の個室に通されると、まず最初に店主によるご挨拶と、お店のコンセプトについて説明がありました。そして、ランチコースが始まりスープが熱々で出て来ると、そこでまた店主登場。スープの効能の説明から、誰もが知っているあの中国の要人も召し上がっていたとのお話も楽しくしてくださいました。
まるで大学の講義のように素晴らしいお話を聞かされたので、いかなるお味のお料理が出ようと覚悟して頂こうなんて思っていたんですけれども、そんな私の心配は杞憂に終わり、お肌つるつるぷりんぷりん、身体ぽっぽになる、超絶美味しいランチコースメニューでした。
しかし!私の軽はずみな失言がおいおいってことになり、また、店主のとられたリアクションにも驚かされましたよ、まったくぅー。。。
その黒いスープはこれ