今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

失敗しない家族になる!

ベターハーフというのは、この世の中にいるものなのでしょうか?

最初の結婚に失敗し離婚した当時、結局そんなものはいないんだと思っていました。結婚は求めるより求められて結婚した方が幸せになれると周囲から聞かされていたので、前の夫は当然自分のことをいつまでも大事にしてくれるものと思っていました。しかし、実際には違ってしまいました。

やがて再会した今の夫と私は二人とも離婚経験者同士。彼には子供はいなかったけれど47歳でこちらは二人の子持ちで42歳、互いに若くもないその年齢で、しかも多忙な仕事を抱えていた状況で、家族になってもいいかなと思うまで5年の歳月が流れました。

ところで、結婚前というのは、ふたりの相性が気になったりするものですよね?私のように一度失敗した身だと、より慎重になるわけで、私も色々と調べました。

まず星座では私が射手座で夫が乙女座、あまりよくはありませんでした。血液型では私も夫もB型で、これもあまりよくはありませんでした。動物占いでは私がコアラで夫がトラ、これもあまりよくはありませんでした。姓名判断もたいしてよくはありませんでした。結局どれもこれもあまりいい結果を得られませんでした。

成功する確率が少ない結婚ってどうなんでしょう?と、当然心配になったりするものです。20代ならいざ知らず、子連れの結婚で、もう失敗は絶対に許されないって思うわけです。確率とはいえ悩みました。

子供達とうまくやっていけるだろうか、子連れの私を受け入れて相手のご家族とうまくやっていけるだろうか、お気楽な母子家庭生活から手抜き出来なくなる家事全般をやりこなせるのだろうか?考えれば考えるほど不安になり、その不安を子供の前では見せることできないし、ひとりで悶々と考え込んだりしました。夫も子供がいなかった生活から、一気にふたりの子持ちになり、関係性を築くことや、養育費が一番かかる時期からの父親スタートでしたのでさぞかし悩んだことと思います。

以前勤めていた会社の社長に「よりによって、二人の子持ちの君と結婚するなんて、ご主人はずいぶんと奇特なひとだねえ」とはっきりと言われてしまったくらいですから、世の中的には、男性側に不利と思われる再婚だったと思います。

そういった多くの不安と心配がうずまきながらの結婚でしたけれども、この再婚はうまくいっていると私は思います。今日はその要因を漫画にしてみました。

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私たちは前の結婚の失敗から自然と多くのことを学んでいると思います。

漫画の1コマ目の「夫婦ふたりの時間をつくる」というのは、とても重要だと思います。夫婦ふたりの間に会話が少なかろうと、そんなことはいいんです。夫婦ふたりの時間をつくることが大事に思います。これは、前の結婚には全くありませんでした。

また、家族のお誕生日を皆で祝うというのは、夫の家族の習慣でしたが、家族イベントとしてこれはとても素敵な習慣だと思いました。いくつになっても、自分の誕生日を祝ってくれる家族がいるというのは、ありがたいことです。

また、夫婦両方の両親を大事に思うというのも、当たり前のようでなかなか出来ないことだと思います。これについては、いつも夫に感謝しています。実家に顔を出すたびに、私の母も夫と義父が元気かを尋ねます。私の母も夫に感謝している様子に私もとても嬉しく思っています。

最近、娘が結婚式前ということで、動画を作ろうとしているのか、写真をあれこれ要求してきます。赤ちゃんの時の写真はアルバムにしっかりと収まっていたのですが、小学校時代からの写真は、子供ふたり一緒に写しているものが多いために、アルバム未整理で、写真屋さんがサービスでつけてくれる簡易写真ブックに入れて保管していればまだよくて、それにも入れてないものも沢山あり、目的の写真を探すのも一苦労しています。

まだ家族になる前、夫と一緒に旅行した時のものもいっぱいありました。夫が積極的に写真を撮ってくれたお陰です。何気ない家族の風景も月日が経つと、どれもこれもドラマがあり、それらは共に歩んできた家族の絆になっていました。

なんだかね、気づいたら、私たち夫婦はベターハーフになっていたんじゃないかって、最近思うんです。