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今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

娘の結婚式(前編)

娘の結婚式当日は、何日か前の寒い日とは打って変わり、よく晴れて暖かな日和となりました。なんという幸運な若者たちでしょう。

夫より一足先に式場について、私は着付けをして頂きました。すでにお目にかかっている新郎のお母様も一緒。ご夫婦揃ってテニスをなさっている新郎のお母様は大きなナイキのスポーツバッグでいらっしゃり、テニスの遠征に行くような感じで登場。

着付けが終わり、氷川神社へタクシーで移動するとき、すぐそばにある娘の卒業した高校の前を通りました。11年前の同じ頃、この学校で卒業する娘を見届け、そして今日は私の子育ての卒業式なんだなと思いました。無事に卒業できるでしょうか?

氷川神社に着くと、そこにはすでに私の兄夫婦と母が先に来てました。

 

昨年の9月から腰が痛いといって寝込んでいた母は、それ以来ずっと寝たきりの生活になり、食も細く体重は26キロまで落ち込んでしまったのですが、今年の2月末家からすぐ近所にある美容室まで歩行器を使って歩いていき、なんと髪を染めてカットしてきたのです!たまたま家を留守にしていた兄嫁が戻ると、母の真っ白だった髪の毛が真っ黒になってきれいにセットされていたので、腰を抜かすほど驚き、私に連絡して来ました。私もその後実家に行くと、母はいつものパジャマ姿でなく、ちゃんと着替えてお布団の上に座っているではありませんか。髪の毛も驚いたけれど、そのことにもかなり驚かされました。そして、私に「髪の毛すごくきれいになったでしょ?驚いた?」と笑いながら言ったのでした。まもなく4月10日で満90歳になる母に、こんなに人を驚かせるお茶目なパワーが残っていたのかと思うと不思議でなりませんでした。

「それなら結婚式にも出られるわね」と私が言うと、「何を着ていこうかしらね」と、とても前向きになり、そして、この結婚式当日を迎えたのでした。

また、今ご主人の転勤でタイに住んでいる姪も子供達と一緒にちょうどタイミングよく一時帰国していたので、お式に列席できたので、この日は私にとって二重三重の喜びとなりました。

そして、もうひとつ嬉しいことには、小さい時から娘のことをよく知っている私の友人が、遠いところ午前中から、娘の晴れ姿を見に駆けつけてくれたことです。ありがたくて涙が出そうになりました。感謝、感謝です。

 

さて、私たちが本殿で席につき待っていると雅楽とともに新郎新婦がやって来ました。お式前に花嫁姿を見せていただけなかったので、その日初めて見る娘の花嫁姿が、荘厳な雅楽とあいまって、それはまばゆく美しかったです。

 

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そうそう、娘の粋なはからいで、お式が始まる前に、神社の鳥居のところで、夫と私の記念写真を撮って頂きました。というのも、結婚式をあげていなかった私たちは、二人揃っての正装姿の記念写真がありませんでした。それを知ってか、娘がこの日カメラマンに自分たちだけではく、私たち夫婦の写真も別立てで撮ってあげてほしいとお願いしてあったのでした。

親族紹介が始まる直前でしたが、私たちは娘の心のこもったプレゼントを受けることにして、何枚も写真を撮って頂きました。ありがとう!

 

息子のナオキは、社会人だというのにきちんとした礼服と靴を持っていなかったので、私と夫と娘の三人から教育的指導が入ったため、直前になって慌てて一式揃えて買ってきました。しかもスリーピース!ところがベストを着ているという安心感で、スボンからシャツがまくれ出ていたのを、私に何度も注意される羽目に(笑)着慣れないと、自分の身だしなみチェックができないので仕方ないのですが。

私も帯がすぐに跳ね上がってしまっていたのを何度か直してもらっていたので、ひとのことは言えません(笑)

ひとり、夫のモーニング姿はとても決まってました。やはり社会人としての貫禄もあってか、初めて着たとは思えないほど似合っていました。新郎のお父様もとてもお似合いでした。ですが、黒留袖の女性陣も両家ともに(こちらは私ひとりでしたが)かなりいけていたのではないかと思います。

しかし夫は、着物の下にタオルで補正して貫禄ついた私を見て、まるで旅館の女将のようだって言ってましたけれど、それは和装の女性といったら旅館の女将しか知らない夫の想像力の欠如だと思います(笑)

 

でも、やっぱり一番最高に似合っていたのは、新郎新婦のお衣装です。

私は二人の試着時におつきあいさせてもらったので、お衣装自体は見ていたのですが、その時とは見違えるほど別人になっていました。凛々しい紋付袴姿の新郎と、あんみつ姫のようにゴージャスな相良刺繍の打掛姿の新婦。

神前結婚式にしたいというのは新郎の希望だったのですが、私たち家族も皆、氷川神社での神前結婚式は本当に大正解だったと喜びの一日でした。