今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

知らないおじさん

千葉で起きた9歳児童殺害事件は、顔見知りでしかも保護者会の会長という本来児童を守る立場にあるべきひとが逮捕されたことは、社会に衝撃が走りました。子供を持つ親は、常々知らない人に声をかけられても決してついて行ってはいけないと、それは口すっぱくいい聞かせていると思います。けれども、毎日の登下校でハイタッチまでしている保護者会の会長では、さすがに子供達はみんな気を許していたであろうし、そういう交流を築いてから接近したのであれば許しがたいものがあります。

子供を見守ることを率先してやる保護者会のトップがこうした事件の容疑者として逮捕されたということは、親も子供も、いえ子供のあるなしに関係なく、社会で暮らす私たち全員が、世の中のひとすべてを信用できなくなってしまうのです。

今、安倍内閣は、「女性が輝く日本」をつくるために「待機児童の解消」「職場復帰・再就職の支援」「女性役員・管理職の増加」という政策を掲げています。

が、そもそも、社会が安全でなくして、子供を持つお母さんは、安心して社会に進出していくことなど出来ないのです。子供を持ちながら仕事をしているお母さん達は、仕事のこと、家族のこと、学校関係のこと、近隣コミュニケーションのこと、ただでさえ沢山の不安材料に囲まれながら毎日をおくっています。父親は、せいぜい仕事と家庭のことくらいですけれども、母親というのは、実はものすごい肩書きをしょって生きているのです。そして、そのすべてを自分ひとりで担うことは出来ないんです。地域社会に支えられて生きていかなくてはならないのです。

ですから、教育関係や警察・消防・医療等子供を守る仕事に従事するひとには、その適正をチェック確認できる仕組みを早急に作ってほしいと思います。

昨今、そういう職種の人たちのあるまじき行為が多すぎると思います。

 

今日の漫画は、息子がまだ小学生だった頃の話。不審者には気をつけなさいと常日頃言い聞かせているにもかかわらず、不思議な言い方をされると、ついついて行ってしまうのが子供です。笑い話に終わるのだったら良いけれども、一歩間違えば、本当に何が起きるかわかったもんじゃありません。

 

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誘拐ですか?って言ってるくせに、ついてっちゃダメでしょ(笑)

しかし、こんな感じであっけなく連れていかれちゃった息子でした。

このひょうたんのおじさんは、このアパートの大家さんの親戚で、屋上を借りてひょうたんの栽培をしていたのでした。後日、隅田川の花火大会の日、大家さんファミリーが屋上で宴会をやっている時、騒がしいなあと息子がひとり屋上に上がって行きました。すると、そのひょうたんのおじさんに、遭遇。

そのおじさんは宴席で「この子に誘拐犯よばわりされちゃったよ」と皆に説明して大笑いしてたらしく、償いなのか?息子はまた何だかもらいものをして戻って来たのでした。

そうそう、そのひょうたんは、今も我が家の玄関に飾ってあります。なかなかいい出来栄えです。