当たり前のようですごいこと
私たちは普通、生まれた時から家族がいます。
古いアルバムを開くと、私には記憶のない家族写真があります。当たり前のようなごく普通の家族の情景が写っているわけですが、よく考えてみると、なんだかすごいことのような気がしませんか?
私がこの両親を選んで生まれたわけではないのに、この両親の子供としてこの世に生まれてきて、気づくと家族になっていたんです。
そういうことは当たり前なので、ありがたみを感じにくいけれども、どの親に生まれてくるかわからない自分の命が、この親のもとに生まれたと考えると、これはすごいことなのではないかと思いますよね。
私は一度離婚して、15年前に再婚をしたのですが、今年のお正月に家族で食事をしている時、ふと、「あら、この家族は私がつくったんだ」と思いました。
生まれた時からいる当たり前の家族のほかに、長い年月を共にしてきた家族(夫婦だったり、親子だったり)というのは、当たり前の家族以上の、ほとんど奇跡に近い家族なんじゃないかしら?と思いました。
手繰り寄せられたんですよね〜、不思議なチカラで。
家族がつくる歴史には、家族だからこそ感じる煩わしさ大変さ、つらいことや、悲しいこと、いろいろあるけれども、家族で一緒に乗り越えていきたいですよね。そうして、また一段と盤石な家族になるんだと思います。
いたらない家族をいつも支えてくれる夫に感謝です!