「あれ」ばっかです
家族の会話って、思い出してみると、本当によく「あれ」という言葉を使っています。
「ごめん、そこのあれ取って?」
「あれ知らない?あれがないんだけど」
「昨日のあれ、美味しかったね」
「今日さあ、僕、あれだから、ええとご飯いらない」
「あれ頼んだじゃない。え?あれまだやってないの?」
「この間あれ持っていかなかった?」
「だからあれだって、あれよ」
とこんな具合に(笑)
今日の漫画もその「あれ」です!
私は最近老化のせいか?すぐに名称が出てこなくなってきているため「あれ」を、皆以上にいたるところで乱用しています(笑)
特にテレビに出て来る芸能人の名前は全然出て来ません!
「このひと、前に何に出てたっけ?たしか、えーと、あれ、なんだっけ?あのドラマ!」
「あれ?」
「ほら、あれよ!あれ、あれ!」
「ああ、日曜の9時のドラマ?」
「そう、それ!」
「あれはうまかったよな〜」
「ほんと、あれでけっこうブレイクしたよね〜」
こんな調子の「あれ」とか「それ」とかで、家族の会話はけっこう進みます。認知症の母のことをあれこれと言っていられませんよね。でも、考えようによっては、一緒にいる時間が長いからこそ、家族の「あれ」が通じ合うのかもしれません。「あれ」ばっかの家族は、いい家族している、ということなのでしょうか?