今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

結婚15年目の新婚夫婦?

「這えば立て立てば歩めの親心」(生まれた子供が這うようになれば、親は早く立たないかと思い、立つようになれば早く歩くようにならないかと思うこと)ではありませんが、子供が生まれてからというもの、はやる気持ちにかりたてられたものです。そして、ある程度大きくなってくると、今度は子供の世話からいち早く解放されて、子供の生活に追い立てらず自分だけの自由な時間がほしいなどと思ったりして、実に勝手なものですよね。

 

私も子供が授かった時から、お腹の中で成長していく喜び、生まれてすぐにオッパイをあげる喜び、少し成長し目が合って微笑みを返してくれた喜び、歩くようになった喜び、おしゃべりができるようになった喜び、おもちゃで遊ぶようになった喜び、幼稚園・学校にあがる喜び・・・と、ずいぶん長いこと、楽しませてもらいました。育児に追われている真っ最中は先が見えない大変な時期もありましたが、過ぎてしまうともう少し子育てのひとつひとつをじっくりと味わえばよかったなあと反省もしています。

 

さて、今月、息子が家を出て自活するようになり、娘も数年前から出ているので、ついに夫婦ふたりの生活になりました。地方の親御さんだと子供の進学で都会に送り出した時から親元を離れてしまうのだから、もっと早くに夫婦ふたりの生活になってしまうのでしょうね。

私たちの場合は、再婚でしたので、夫婦ふたりの生活というのはなかったので、常に子供がいる状態からのスタートでした。ですから、新婚生活も家族4人だったわけで、そういう意味で、夫婦ふたりになったのは、これが初めてというわけです。

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いざ、夫婦ふたりになってみると、洗濯物の量は激減するし、食事のしたくや手間は同じでも、買物の量が変わります。結婚以来4人分→3人分→2人分となったわけで、野菜もこれまでのつもりで買っていると、野菜が傷んでしまったりするので、小分けしたものを買わないと不経済になってしまいます。そんなことを思って二人分を作っていると、娘から「今日早く帰れそうだから、ご飯食べにいってもいい?」とLINEが来て、慌てて料理の品数を増やしたりするわけですが、これまでだと面倒だなあと感じたりしたことが、毎日二人きりの生活が続くと、娘の実家帰りは大歓迎になります。別に特別なご馳走を作るわけじゃないけれど、なるべく野菜豊富で栄養を考えて作ってあげようという意欲がわいてくるから不思議です。

 

これまで人生いろいろとあったけれども、これからは、人間本来の生き方にもどっていくような気がします。ちゃんとご飯を食べる、ちゃんと睡眠をとる、ちゃんといい関係で家族を見守る、ちゃんと季節を感じる生活をする・・・ような。そういうことを心がけながら、1日1日を大事に生きて、何かあったとしても、とにかく笑顔を忘れずに生きる。そんな普通で当たり前の生活が続いていけばいいなあと心から思います。