今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

認知機能のトレーニング

今年はとんでもなく危険な暑さが続いてます。

 

私はこの猛暑で外出する気が起きず、積極的に人と会おうとしていないため、気づくと一週間誰とも口をきいていなかったことに気付かされます。とはいえ、昔と異なりSNSがある時代なので、口をきいていなくても、ネット上で会話しているので、社会的に孤立している感じはあまりしません。

 

でも、自分の声を出す機会がないというのは、ちょっと考えると恐ろしいですよね。昔なら気軽に友達に電話ができたけれど、SNSで繋がりができてから、よほどでないと電話するのをためらってしまいます。相手がどういう状態でいるのかわからないし、公共の乗り物や館内でのマナーというのも徹底されるようになりましたしね。

 

そういうことを考えると、電話をする場合にはまずLINEやメッセージで「今、電話できる?」とか「今夜お電話したいのだけれど、何時頃なら平気?」とあらかじめ聞いたり、または直接電話した場合でも「今、電話大丈夫?」と聞かなくてはご迷惑がかかったりして。

でも、相手の声が聞ける電話はハイタッチ感があって、たまにはいいですよね。無論、営業迷惑電話や詐欺電話は嫌ですけれども。

親しい友達と肉声での会話では冗談を言い合ったりもするから、自分の笑い声が部屋に響き渡り、ひとりだけれど、ひとりじゃない感じがします。

文字で会話して、(笑)とやっても、なんだか心から笑ってるわけじゃないですものね。

 

今や高齢者の社会的孤立が問題視されている時代、そのことが認知症を招くということも言われてます。自分は大丈夫と思っていても、実際に声を出して会話していない日が何日も続くと、「あれ?自分は大丈夫だろうか?」と、時々不安になります。

 

 

熟年夫婦であまり会話をしないというのは、よく聞きます。夫も妻も互いのことに関心がなく、それぞれに自由に楽しくやっているという友達は多いです。会話をしたとしても、日常の連絡事項的必要会話よ、なんてね。

 

それでも、家に誰かが一緒に住んでいて、会話をしていれば認知症予防になると思っていたのですが、頭を使わない熟年夫婦のコミュニケーションは、「筋肉で例えれば、とても軽いものを持ち上げているだけなので、ほとんどトレーニングの効果がありません」とネット上に書いてありびっくり!

 

そういえば、私たち夫婦の日常も思い出してみれば、年取ったせいもあるけれど、モノや人の名前が出てこなくて「あれ」「これ」で会話していました。

 

他者とのコミュニケーションの機会を増やすには、出不精になって家の中に閉じこもらずに、やはり自分で予定を立てて外出することなんでしょうね。

 

とりあえず、認知機能の向上のためにも、親しい友人を誘って、美味しいものを食べに外出しましょう。