今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

大腸内視鏡検査前

区の検診で大腸検査に陽性反応が出てしまうと、もれなく大腸内視鏡検査を受けなくてはならないということ、ご存知でしたか?

私は今年始めに、いやな結果を知らされて、それじゃあ3月の結婚式前に一気にカタをつけようと病院に検査予約をしたのですが、ちょうどその頃、体調をくずして難聴になってしまいました(漫画にも書きましたが)。

そして、その時に処方されたステロイドのお薬で今度は胃までおかしくなってしまい、予約してあった内視鏡検査を前日キャンセルし、結婚式後に延期してもらいました。

というわけで、娘の結婚式も無事に終わり、やれやれと一息ついたところで、大腸内視鏡検査という素敵すぎる予定が待ち受けていたのでした。

実は、これまで一度も検査で陽性になったことがなかったので、私は今回大腸内視鏡検査初体験でした。いえーい!ではないですね。とほほ・・・

周囲の声を聞くと、だいたい、ほとんどのひとがなんともないということなので、検査に対して不安はなかったのですが、大量の下剤を飲まなくてはいけないということに対して、むしろそっちの方が恐怖でした。なんせ、日頃私は水分をほとんど摂らなくてもいいひとだったからです。

ナースの説明をきくと、朝起き抜けにコップ2杯の水を飲み、その後、吐き気どめをまたコップ1杯の水で飲み、下剤を1リットル飲み、その後500ccのお水にお薬を入れて飲むということで、「ええー!(涙)」となっていたら、昔はもっと飲まされたらしく、今はこれでも下剤の量が減ったそうです。

それでも、下剤の効果がきちんと表れなければ、さらに追加して500ccの下剤を飲み、また水を飲みと延々と水分摂取が続くということなので、ナースの説明に血の気が引いてきました。

美味しいビールやワインならおかわり大歓迎ですけれども、下剤のおかわりなんて絶対にいやだと思いました。

すると、ネットで、ようはなるべく出すものを作らなければいいと書いてありました。なるほど!って、思ったので、検査日の前々日あたりから、そのことを意識して食事をとるよう心がけました。しかし、これまで長いこと人生やってきて、お腹にたまらないように出すことを意識して食べるなんてこと一度もしたことがなく、改めて考えると、健康に慢心して、食べることばかり考えて生きてきたことを深く反省させられました。

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しかし、この大腸内視鏡検査の下剤の作り方の説明をナースさんは毎日いやっていうほどしているので、マシンガンのような速さで説明するんですよ。聞き漏らしてはいけないと必死で聞くにしても、こういった説明を私よりご年配の方が聞いて何種類も薬剤を持ち帰り、自宅で下剤をつくって、飲む量と間隔をはかって飲みながら、トイレでその効果をチェックなんてできるのだろうか?と思ってしまいました。

もちろん、病院でやるひともいるのだと思いますが、医師は私なら自宅で対処できると判断したのでしょうか?これって、この人は見た目大丈夫と太鼓判押したということで、名誉なこと?まさかね(笑)

夫が何年かまえに、同じように陽性が出た時は、不安そうな夫に病院の検査に付き添ってあげました。結果はなんともなかったのですけれどもね。私は長い時間、待合室でずっと爆睡してました。

今回も、待合室の長椅子に、50代のご夫婦が座っておりました。どう見ても、奥様は付き添いって感じでした。男性は怖がりさんが多いですよね。女性は産婦人科の検査でいやな思いに慣れているから、大腸内視鏡検査もひとりで行く人の方が多いと思いますが、そんなことはない?

そうそう、今回の検査は意識が朦朧とする薬を注射されたなって思ったら、あっという間に終わりました。内視鏡を引っこ抜きながら「なんともないみたいですね〜」と医師が言ってたので、無駄に医療費を使わせてしまう検査になってしまったようです。やれやれ。。。