そして家族に その1
家族ネタシリーズを新しいタイトルで始めました。
タイトルはいろいろと悩んだ結果、「そして家族に」が一番しっくりと来たので、これに決めました。私達夫婦は、今でも新婚当初と同じくらいよく口げんかをします。ところが、娘からすると、その争っている内容がすっごくくだらなすぎて、それ笑えるから記録したら?と言われました。たしかに一歩引いて客観的に考えると、娘の言うように、すっごくおかしいのです。まあ、夫婦喧嘩は犬も食わないということわざがあるくらいなのだから、昔からくだらないものなのでしょう。でも、私達夫婦のケンカはたいていは朝けんかしたら、長くても夜には仲直りというくらいの程度なので、たいしたことはありません。娘の言うように、思い出しつつ、そんな仲良し夫婦喧嘩をおりまぜながら、このシリーズの漫画を描いてみようかと思います。ネタがつきそうな時はケンカすればいい?
ちなみに今回のこのシリーズの漫画は一緒に暮らすことになった部屋へ互いに引越をするというところから始まっています。
「家族になる前」シリーズを書き終えて
ブログでも少し書きましたが、結婚以前や結婚スタート時期の頃のことは、子供達も夫も案外記憶にありませんでした。そんな家族が、私の「家族になる前」を漫画で描き始めたところ、とても興味を示して読んでくれました。
広報を仕事としている娘は、「お母さん、立ち上げた時が肝心!毎日更新するのよ」「え?ぽれぽれ(のんびり、ゆっくりの意味)やるっていう意味で始めたのに?」
タイトルとは一変して、娘から、夫から、そして、ついには息子からの掩護射撃で、なんと毎日家族漫画を描き続ける生活になってしまいました。ところが、実 際に描き始めてみると、走馬灯のように昔の日々が思い出され、私は、子供達のピュアな言動に励まされ生きてきたんだなあと改めて感じました。
今では家族のあり方は様々です。昔のようなサザエさん、ちびまる子ちゃんのような家族形態は少なくなり、シングルで子育てしている人も増えて来ました。自 分が倒れたらおしまいという危機的状況で、先が見えない、今日のことで精一杯という日々を過ごしている方もいらっしゃるかと思います。家族は自分を中心に 親だったり、子や孫だったり、またはきょうだいだったり、いろんな方向にいます。
一緒に生活しようがしまいが、家族は家族です。自分を育ててくれた親がどんな思いで生きて育てて来たか、そんなことをそれぞれの立場で振り返り、自身の家族を大切に思って頂けたら、この漫画を描き続ける意味があるのではないか、そんな気がいたしました。
毎日描けるのかはわかりませんが、とりあえず、「そして家族に」のシリーズをスタートさせました。続けて購読して頂けたら、励みにもなり、嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。
moto