今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

娘の結婚

自分が親になって親の気持ちがわかる

先日、長く伸ばしていた髪の毛を短くカットしました。 思えば私のこの髪の毛は、娘の結婚が決まり神社でお式を挙げると聞かされた時、きれいにアップして母から譲り受けた黒留袖を着ようと伸ばし始めたのでした。 結婚する当事者より早いスタートで伸ばし始…

寝室ものがたり

春、桜の季節。新しい門出の春。 私たち日本人は、この桜の季節の春に、心をリセットする力があるように思います。楽しかったこともおわかれしなくてはならなくなりますが、いやなこと、つらかったこと、苦しかったこと、悲しいことも、一緒におわかれ。 桜…

母の覚えていること

3月は暖かい日があったかと思えば、また一気に真冬に戻ったりと桜が待ち遠しい日がずいぶんと長く続いたような気がします。 そんな中、娘の結婚式の日はピンポイントに晴れ、うららかな春のお天気に恵まれたおかげで、私の母も孫娘の結婚式に列席し記念写真…

娘の結婚式(後編)

まったく、いつまで結婚式の話をひっぱるんだと思われてしまいますよね。でも、この結婚式を持って、この娘の子育て卒業式なので、どうか勘弁してくださいね。 披露宴会場の建物を入ってすぐのところに、新郎新婦のイラストのウェルカムボードを飾らせてもら…

娘の結婚式(前編)

娘の結婚式当日は、何日か前の寒い日とは打って変わり、よく晴れて暖かな日和となりました。なんという幸運な若者たちでしょう。 夫より一足先に式場について、私は着付けをして頂きました。すでにお目にかかっている新郎のお母様も一緒。ご夫婦揃ってテニス…

母と娘の思い出2

続きです。 中学受験をしていないので、子供にとって初めての受験が高校受験でした。 その受験のハードルを娘が自ら最高レベルまで上げてしまったので、親としては気が気でありません。国立高校の合格者発表の掲示なんて、男子は多いけれど女子なんてほんの…

母と娘の思い出1

今日の漫画は、特別バージョンです。 娘との思い出を漫画にしてみました。今日はその1です。 娘を一言でいうと、まったく手のかからない子でした。 叱った時でも、怪我した時でも、泣き始めたなという時に、「泣かない」と私が言うと、ぐっと涙をこらえ「泣…

結婚式前日の面倒くさい人

結婚式前日の新婦の母親は、それなりに支度があります。 お風呂に入ってパックするとか、結婚式当日はヘアを依頼しているので、シャンプーは前日までにやっておくとか、自分のメンテナンスを予定していたのだけれども、娘が帰ったあともバタバタしているうち…

結婚式前夜の儀式

世の中的には、結婚式直前はどのように過ごしているのでしょうか? 私たち世代は、嫁ぐ前に両親の前でこれまで育ててくれたことへの感謝の言葉を述べ、一方親も嫁いでいく娘にお祝いの言葉を述べる、というストーリーを描いていたので、夫といつ娘は来るのか…

準備リスト以上の母の愛

再婚してしばらくたったある日のこと、母に呼び出されて実家の二階に行くと、母は押入れから衣装ケースを取り出し、いつの日か娘が結婚する時に必要になるだろうからと自身の黒留袖とその付属品一式を私に譲り渡してくれました。 しかしながら、とりあえず不…

失敗しない家族になる!

ベターハーフというのは、この世の中にいるものなのでしょうか? 最初の結婚に失敗し離婚した当時、結局そんなものはいないんだと思っていました。結婚は求めるより求められて結婚した方が幸せになれると周囲から聞かされていたので、前の夫は当然自分のこと…

母から娘におくる言葉

前回も書いた『東京タラレバ娘』の漫画では、とにかく次の東京オリンピックまでには相手をみつけようと躍起になっているのが主人公ですが、人生、結婚がゴールだなんて思っていたら大間違いですよね。むしろ、すべては結婚から始まるといってもいいかもしれ…

一緒に作ってきた思い出

一人暮らしをしていた娘が、そのままお式もあげずに入籍だけして結婚してしまったので、結婚したという実感が親の私にはあまりなくて、この3月に結婚式をあげるので、その時になったら、実感するかしら?なんて思っていたのですが、今年のお正月に娘の抜け…

自分の番を生きる

今、還暦を迎え、自分を中心に世の中をあらためて見つめ直してみたら、とても幅広い世代の人たちに囲まれているような気がします。 米寿や卒寿を迎えた親世代、私と同じあら還世代、既婚・未婚の子供世代、新生児から小学校くらいまでの孫世代。 ですから、…

ミッションインポッシブル

唐突ですが、結婚というものをひとはどこで意識するのでしょうか? それは「結婚式」だというひとが多いかもしれませんが、お役所に提出する「婚姻届」を出す時に結婚を意識するというひとも圧倒的に多いように思います。あの「婚姻届」という紙っぺら一枚で…

家庭的だったんだね

大学を卒業し、会社勤めしだしてからの娘は、毎日家と会社を往復しているだけで、家事なんてほとんどせず、たまーに食器を洗ってくれる程度で、家族のためにご飯を作ってくれたことは、あったのか?っていう程度でした。 娘の仕事は、広報という職種だったの…

婚礼衣装の試着に立ち会う

結婚を決めた娘達は、式場選びも自分たちだけでやるということで、ふたりだけであちこちのブライダルフェアに申し込みをして行っていました。 そして、ある日のこと娘から「婚礼衣装選びに行くけど一緒に来る?」というラインが来ました。 うわ〜!花嫁衣装…

両家の顔合わせ

師走になって書くのもなんなのですが、実は、今年のはじめに娘の結婚が決まり、3月には両家の顔合わせをいたしました。 当人達は大げさなことはしたくなく「両家の顔合わせ=カジュアルな結納」ということでやりたいというので、すべて子供達が仕切ることに…