今日もぽれぽれ

「ポレポレ」とはスワヒリ語でのんびり、ゆっくりという意味です♡

大胸筋なしはイエローカードだ!

ロシアワールドカップ観てますか?

面白いですね!

前回の4年前はほとんど観てなかった気がしますが、今回は夫の観たいテレビ番組(ほとんどニュース)とかぶらないせいか、けっこう観ています。(テレビのチャンネル権が私にはないのです)

日本のチームは前評判こそよくありませんでしたけれど、期待以上の素晴らしいゲーム展開でワクワクさせられましたよね。惜しくもベスト16進出で敗退してしまいましたけれども、あのコロンビアにも2対1で勝ち、あのベルギーにだって先制点を2点も取ったのですから、感動をありがとうって感じでした。とかく、期待が大きすぎるとプレッシャーを感じてしまう日本人は、絶大な期待をしょって試合に臨まない方が、負けてたまるか精神で、有利な展開を得られるような気がします。

ところで、いろんな国の選手を観て、選手達の見た目やプレー内容に、個性やお国柄というのを感じてしまうわけですけれども、なぜか私の目を引きつけたのは、ウルグアイの選手たちでした。

ウルグアイ選手は、あの薄いスカイブルーのユニフォームのせいか、他の国の選手よりも大胸筋がものすごく目立ち、筋肉が布にピタっと貼り付いている感じでしたよね。

あれだけ厳しい当たりを受けるわけですから、たしかに足腰だけではなく、上半身の筋力も相当鍛えておかないといけないとは思うのですが、それにしても、ウルグアイのユニフォームはセクスィー過ぎました(笑)

よーく観ると身体の動きを考えて部位ごとに着圧設計されたやつですよね?身体に負担をかけないようにすごーく薄いせいか、筋肉の動きがバッチリ見えてしまいました。

今日の漫画は、そのウルグアイ選手のユニフォームを思い出して笑ってしまった出来事です。

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この状況、カバーニ選手とか、クリスティアーノ・ロナウド選手だったら全然問題ないというか、むしろ大歓迎なんですけれどもね、まったく大胸筋なんてものはなく、肩甲骨も背中に埋もれているような夫が、身体にピタっと吸い付くポロシャツを着たら、そりゃあ「その乳首!イエローカード!」って言いたくなりますよね?

以前私が勤めていた会社の社長が白いシャツを着て出社した時に、秘書さんが「もう、また乳首が透けて見えるシャツだわ」と眉をひそめていたことを思い出しました(笑)

夫は白シャツではないので、そこまでではないけれども、妻としてあの時の秘書さんと同じような気持ちになってしまいました。

ま、ようするに乳首を鍛えろ、もとい大胸筋を鍛えろってことです(笑)

W杯ネタでひとつ漫画を描いてみたかったわけですが、ちょっとベクトルが違ってましたかしら?どうぞ、お許しを!

 

ところで、夫の乳首がイエローカードなら、息子のけつ裂けパンツは一発レッドカードもんだなって思いました。

お忘れになったひと、またその漫画を知らないひとのために、ここにリンクしておきますね。

まったく平和な我が家で申し訳ないです。

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高齢の母がキラキラと輝いた日

今日は老いについて少し書きたいと思います。

今、普通に暮らしているひとも、いつか年をとり身体の自由がきかなくなったら、生活を誰かに支えてもらわないと生きていけなくなります。普通にできたことがひとつずつできなくなっていくこと、それが老いだと思います。

大きな病気をしなくても、食がだんだんと細くなっていき筋力が衰えてくると、身体を動かすことがおっくうになるため行動範囲がとても狭くなっていきます。

そんな状態で起きて寝てといった単調な生活が続くと、個人差はあると思いますが、やや認知症気味になり、それまで大好きだったことにもだんだんと興味が薄れていき、会話も噛み合わなくなり、やがては世間やひとへの関心が失せていく気がします。

私自身もとっくに還暦を過ぎ、若くはないけれども、間近で老いていく母をみると、最初は正直いたたまれない気持ちになりしました。それは、うるさいくらいに自分や孫の世話を焼いてくれていた母の印象がとても強かったのに、終日ぼーっと過ごし始めたからです。

常に身の回りをきちんと整理整頓していないと気がすまなかった母でしたが、今や実家に行くと、母は毎日布団の上で寝たり起きたりだけの生活なので、私はそんな母を楽しませようと、あの手この手で接していました。

しかし、最近、そういうことだけではなく、母が大好きだったことで、もっと何かキラキラした楽しい思いをさせてあげたいと思いました。

 

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そう、母は氷川きよしが大好きなんです。

部屋の壁にはあちこち氷川きよしの大きなポスターを貼り、朝になるとテレビ番組をチェックして氷川きよしが出る番組を赤くマーキングしていた母。今は、CDも聴かないし、DVDも観ようとしません。

本当にどうしてしまったのでしょう?

母とは氷川きよし明治座公演に3回ほど行っていますが、その時の母は、それはそれはおおはしゃぎで嬉しそうでした。あの時のキラキラした母をもう一度見たいと私は思ったのですが。。。

今年も秋に氷川きよし明治座公演があるので、チラシを持って母に見せに行ったのですけれども、自分の身体に自信がないようです。

 

当たり前のようですけれど、毎日決められた時間にきちんと食事をとり、軽い運動をして筋力を失わないようにすること、すごく大事な気がしました。身体が動ければ、行動力も伴ってくるし、脳に入ってくる刺激もたくさんあります。

年をとっても、大好きなことを続け、キラキラと輝いていたいですね。

 

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「あれ」ばっかです

家族の会話って、思い出してみると、本当によく「あれ」という言葉を使っています。

「ごめん、そこのあれ取って?」

「あれ知らない?あれがないんだけど」

「昨日のあれ、美味しかったね」

「今日さあ、僕、あれだから、ええとご飯いらない」

「あれ頼んだじゃない。え?あれまだやってないの?」

「この間あれ持っていかなかった?」

「だからあれだって、あれよ」

とこんな具合に(笑)

今日の漫画もその「あれ」です!

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私は最近老化のせいか?すぐに名称が出てこなくなってきているため「あれ」を、皆以上にいたるところで乱用しています(笑)

特にテレビに出て来る芸能人の名前は全然出て来ません!

「このひと、前に何に出てたっけ?たしか、えーと、あれ、なんだっけ?あのドラマ!」

「あれ?」

「ほら、あれよ!あれ、あれ!」

「ああ、日曜の9時のドラマ?」

「そう、それ!」

「あれはうまかったよな〜」

「ほんと、あれでけっこうブレイクしたよね〜」

こんな調子の「あれ」とか「それ」とかで、家族の会話はけっこう進みます。認知症の母のことをあれこれと言っていられませんよね。でも、考えようによっては、一緒にいる時間が長いからこそ、家族の「あれ」が通じ合うのかもしれません。「あれ」ばっかの家族は、いい家族している、ということなのでしょうか?

 

認知症の母といっしょに脳トレ

いっとき床に伏していた母は最近すっかり元気になったので、私は油断して実家への顔出しの間隔をあけていました。先日、実家に行くと、母は今がいつなのかわからなくなっていて、はるか昔に起きたことを昨日のことのように話したり、亡くなった父のことを忘れていたり、以前より認知症が進んでいるような気がしました。

兄嫁に聞くと、家の台所をのぞいて「あら、ここはどこかしら?」と言ったかと思うと、夜中に誰もいない部屋に来客が来ると勘違いしてストーブをつけていたりと、おかしな行動が増えて来たそうです。

そもそも、母と同居している実家の兄と義姉はいつも慌ただしく、母のお世話はしていますが、母と心を通わせて会話をするという習慣がありません。私はそんな母とのおしゃべり担当で、私の近況を話して聞かせたりしていたのですが、最近の母は、時間や季節がわからなくなり話すことがちぐはぐで、またほとんど同じことばかりを繰り返していました。そして、何よりも、興味を持つことがなくなり、ひとへの関心も薄れてきました。

そんな母ではありますが、私は何とかうまくコミュニケーションがとれないか色々と考え、昭和の暮らしの絵本や写真を見せたり、母も知っているような小学唱歌をスマホで聴かせいっしょに歌ったりしたのですが、どれも母の興味を引き出せませんでした。

今日はそんな最近の母の様子を漫画にしました。

 

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こんな脳パズルがあったんですね〜。このパズルの問題集は、母の脳を大いに刺激しました。

母は、小学校時代からとにかくお勉強が大好きで、テストは算数も国語もみんな満点でした。

母は実の親ではなく祖父とばあやさんに育てられたのですが、そのばあやさんが母の小学校時代のテストや日記などを風呂敷に入れて戦火の中を逃げてくれたおかげで、なんと80年も前の母の思い出の品が今も実家にはあるんですよ〜(笑)

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母の日記は、9歳の時から達筆な字で綴られてます。

そんな勉強好きの母ですから、簡単な算数の計算ドリルをプリントアウトしてやらせてみたら、これが見事にはまりました。

会話などしなくても私といっしょにお勉強する時間が楽しいようで、文句も言わず何枚もプリントをやってくれます。

国語の漢字の読みなどは私より母の方がよく読めて、私は実にだらしない家庭教師(?)です(笑)

これは、母のお勉強している様子です。

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数字もとてもきれいです。すごい早さで、解いてしまうのには感心してしまいました。

あんなに几帳面で、いつもまわりの世話をやいてばかりいた母ですが、91歳になりまだら認知症で、いろいろと不思議ちゃんになってきましたけれど、私にとっては、やっぱり大好きな母で、母とのこうした脳トレタイムは、とても貴重な時間に思えるようになりました。

 

きりたんぽ事件

一時寝たきりで飲むことも食べることもできなくなっていた母が、最近食欲旺盛になり、めざましく元気になってきました。

食べられるようになると、起きられるようになり、起きられるようになれば、つたい歩きできるようになり、食事は元気の源だったのだなと改めて気付かされます。

しかしながら、認知症が進行してきた母は時々昼夜逆転しているようで、家族が寝静まった夜中に、お腹が空くと台所に入り冷蔵庫の中からパンとジャムを取り出してこっそり部屋で食べているようです。バナナやドーナッツのようなお菓子も台所に置いておくと、朝にはなくなっているそうです。そうした母の奇行に家族は戸惑いつつも、まるで子供みたいなので可笑しくて何だか笑ってしまうのです。

今日の漫画は先日実家に行った時の話。

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台所のものを盗み食いするなんて、以前までの母だったら考えられないことです。今回は調理前のきりたんぽで、硬いけれど食べられなくはない物だったので、まあ良かったのですけれども、ちょっと前はどこでみつけたのか「にんにくカプセル」を黒飴と間違えて食べてしまったことがありました。部屋中がにんにく臭で充満していたので、私が不審に思い母の寝床の周りを探索したところ「にんにくカプセル」の袋がおいてあったので、びっくりして取り上げました。

しかし、こんなに元気に復活したのは、あの日の「にんにくカプセル」のせいなのでしょうか?だとしたら、にんにくパワーはすごいですよね(笑)

息子の誕生秘話

子供の誕生日は、小さい時ならいざ知らず、さすがに30歳近くなると、誕生日だからといってチヤホヤする気分にはなれず、むしろ大変な思いをして産んだ私を労って感謝してもらいたい気持ちです(笑)

一人目の娘の出産は初めてだったので陣痛の波もわからず、猛烈な痛みに長時間苦しみ、挙げ句の果てに最後は分娩室にひとり閉じ込められてしまい大変な思いをしました。二度とあんな思いはしたくないというほどつらかったはずなのに、育て始めると子供の可愛さはお産の痛みを忘れさせてくれるものです。そして、あの可愛い盛りの子育てをもう一度経験したいという欲求が強まり、どうしても二人目が欲しくなったのでした。

 

さて、二人目が授かると、一人目とは打って変わり、お産の恐怖というものを全く感じず、むしろワクワクとした気持ちで出産当日を迎えました。

やがて陣痛らしきものが来始めたなという時、まずは体力がいるからと実家で夕飯をモリモリいただき、その後シャワーを浴びて、自ら着替えの入った荷物を持ちひとりで産院に向かいました。

前回、病院の出産で悲しくつらい思いをしたので、2回目は産院にしようと決めていました。小さな産院は他に入院しているひともいなくて、私だけでした。

夜の9時過ぎになり、だんだんと陣痛が本格的になってきても、二度目だったので痛みの周期を身体で感じることができ、余裕でテレビドラマをみていました。なぜなら、3月という月は番組改変時期にあたり、9時からも10時からも、大好きなドラマの最終回があったので、どうしてもそれがみたくてテレビに集中していたのでした。

その時のもようをのちに息子が知りたがり、ある日、私に聞いてきたのでした。今日の漫画はその時のものです。

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息子は、茶の間で軽いノリで聞いてきたので、こっちも軽いノリでおもしろおかしく息子に誕生秘話を語ったら、それがなんと、学校で作文を書くための聞き込みだったのでした。

保護者会に行くと、同じクラスのお母さんが私に話しかけて来て、息子の作文読んだけど、面白いわねえというのでした。なんのことかと教室の後ろを見ると、壁に作文が掲示されいて、誰もが子供たち皆の作文を読める状態になっていました。もしやと思って慌てて息子の作文をみつけてみたら、なんとお母さんはドラマの最終回がみられなくてすごくガッカリしたと書かれているじゃないですか!

他のお子さんの作文は、おじいちゃんもおばあちゃんも家族みんなが大喜びしましたとか書かれているというのに、息子の作文は母はガッカリしたと書いてあったので、もう顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしました。なんて愛情の薄い母親かと思いますよね?

しかし、自分が聞いた話をそのまま素直に作文にしたためた息子に罪はありません。その時、子供は正直すぎるから、うっかりが通用しないなということを学んだのでした。

まあ、そんなことも、今から思うと懐かしい思い出のひとつです。

 

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寝室ものがたり

春、桜の季節。新しい門出の春。

私たち日本人は、この桜の季節の春に、心をリセットする力があるように思います。楽しかったこともおわかれしなくてはならなくなりますが、いやなこと、つらかったこと、苦しかったこと、悲しいことも、一緒におわかれ。

桜の花は、慈しみの深い花ですよね。

私の人生もその時代時代で色々とありましたけれども、いつもこの満開の桜の季節にパワーをもらい助けてもらっていた気がします。

今日はその満開の桜のパワーももらって漫画を描きました。

なぜそんな前置きが必要なのか?

去年、私は家族をネタにして漫画を描き始めてしまったことを、後悔するはめに陥りました。ネタのすべてが虚構の世界で、自分が創り出した全く架空の家族だったらどんなにか良かったかと思いました。

これまでも、またこの先も、もし私の漫画で、誰かを傷つけてしまうことがあったら、先にごめんなさいと謝らせてください。なぜなら、私は我が家で起こった出来事をぽれぽれと漫画に描いているので、誰かを傷つける意図は全くないからです。

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「寝室ものがたり」なんてタイトルだから、なんのことかと変なことを想像してしまいました?

このつらい時、夫が笑いをとって優しく励ましてくれました。たかが隣の部屋のベッドから戻っただけで、「ようこそ、おかえり〜」と言われちゃいました(笑)夫婦も家族も支え合う優しさが一番ですね。

桜の季節、世界中のすべてのひとが幸せになりますように!そして、一生懸命生きて!!